幻亭
幻亭の見取り図。
大破するたびに(しなくても)変わったり変わらなかったりするので、
あまりあてにならないかもしれません。
a) アプローチ
幻亭1階の下にはピロティがあり、「g)中庭」を通って建物の裏側まで抜けることができる。普通はこの階段を上り、「b)エントランス」から幻亭に入る。
b) エントランス
幻亭には人間だけではなく多種多様な種族が出入りするので、それ相応に広いエントランスになっている。いざというときはかなり伸び縮みする。
c) 馬小屋
動物だけではなく、冒険者も寝泊まりする。こちらからも「n)らせん階段2」を通って幻亭に入ることができる。ただしこちらは、基本的に人間サイズにしか対応してない。
d) 幻亭(酒場)
ここが幻亭の中にある酒場。普通「幻亭」といえばこの場所を指す。
e) 厨房
冒険者の胃袋を満たすため、常に古今東西のあらゆる食材をストックしている。この部屋には倉庫もあるので、厨房としては異常なほどの広さとなっている。
f) 勝手口
食材としてドラゴンやミノタウロスを捕獲してくることもあるので、エントランス以上に広く、また伸縮性に富む。
g) ピロティ〜中庭
たびたび猛烈な豪雪や水害に見舞われる時の生まれた町周辺では、ピロティを持つ建物をよく目にする。幻亭もその一つで、数mほど宙に浮いてるような構造になっている(もちろん下は丈夫な柱で支えられているが)。幻亭のピロティは冒険者の憩いの場であり、休憩場所や集合場所として利用される。また、しばしば模擬戦などもここで行われる。
ピロティを通り抜けると中庭になっているが、夏は屋外プールとして冒険者に開放されている。また、冬場この中庭には巨大なかまくらが作られ、正月には餅やおとそも振る舞われる。中庭のかまくらで凍死を免れた冒険者も少なくはないのではないだろうか。
また、中庭からは酒場や厨房へも出入りができる。
h) トイレ
酒場から見て手前が紳士用、奥が婦人用である。この紳士用トイレには「n)らせん階段2」から、婦人用トイレには「c)馬小屋」からも出入りができる。
i) 優先席
この席からは眼下に旧市街が一望できる。古い町並みを懐かしむ70歳以上の冒険者が占拠しているため「優先席」(つまりシルバーシート)と呼ばれている。
j) ラウンジ
本来は宿のチェックインやチェックアウトの際に待つための場所で、昼間は長椅子やソファが並べられている。しかし、混雑時はテーブルが並べられ酒場の一部としても利用される。
チャットルームの「INN(木賃宿)」はこのあたりかもしれない。
k) フロント
ここで宿へのチェックインとチェックアウトを行う。
l) スタッフルーム
フロント裏はアルバイトの控え室になっており、裏口から出入りできる。
m) らせん階段1
フロントでチェックインを済ませた冒険者はこの階段を上って自分の部屋に行く。階段を下ると中庭に出て、さらに下るとワインセラーがある。
n) らせん階段2
馬小屋から直通で幻亭に上るらせん階段で、さらに上ると直接自分の部屋に行くこともできる。一度チェックインを済ませた冒険者は「m)
らせん階段1」よりも便利なこちらの階段を利用するようである。
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